− 公報を読む場合の活用ポイント! −
ぱっとマイニングJPを利用すると効率よく公報の査読が行えます。
【文書ブラウザ】機能は最強の査読ツールです。
ここでは査読におけるぱっとマイニングJPの有効な活用方法をご紹介します。


【効率よく公報を読むコツ】

公報査読・・・データベースで検索した後に、各公報の中身を読み解いていく作業。

読み慣れない人には、なかなかハードルが高い。

少しでも効率よく査読を進めるためには、ぱっとマイニングJPの活用が効果的。


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【査読の優先順位を決める1】

数十件、あるいは数百件の公報を査読しなければならないとき、同じような内容の公報に出会うことがある。

シリーズで出願している場合など、ほんの少しだけ異なる請求項の公報が、同じ出願人から同時期に出願されたりする。

出願人順に並べ替え、出願年順にして査読すると、シリーズ出願の僅かな差異が認識しやすい。


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【査読の優先順位を決める2】

新しい公報から読む、類似分野の公報(IPCやテーマコード順)から読む、同じ出願人の公報から読む、など、優先順を決めると効率が良くなる。

この他に、「近傍検索」を使ってピンポイントに必要な表現が記載されている公報から読む、「含数分析」や「ランキング」を使って、重要な技術用語の使用頻度が高い公報から読む、など、いろいろと工夫が可能。


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【読みやすい文字色、文字サイズに変更】

「文書ブラウザ」では項目名と本文の文字サイズと文字の色の指定ができる。


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【重要な項目から読む1】

「文書ブラウザ」の左ペイン(領域)では、表示する項目と表示順番の選択ができる。

表示したい項目にだけチェックを付けておくと、「文書ブラウザ」でスクロールする量が減少する。

青文字で表示される項目名は、ぱっとマイニングJPが独自に生成する項目。
ユーザーメモや重要度、スコア、分類コードの説明など。
これらは査読時に表示する必要がない場合が多いので、チェックを外しておいても良い。

黒文字で表示される項目名のうち、項目名の後ろに「_」(アンダーバー)が付いているものは、名称グループ設定等の別名定義などの処理を経て独自生成した項目。
出願人_、発明者_、代理人_など。

上記以外の黒文字で表示される項目名は、公報データにもともとあった項目となる。


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【重要な項目から読む2】

表示したい項目を選択し、ドラッグすると項目順を変更することができる。
「更新」ボタンをクリックすると、変更が反映される。

公報の概要をつかむためには、【要約】【技術分野】などを上位に表示することが多い。


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【重要な項目から読む3】

表示する項目と表示順番を設定したら、左ペイン下部の「記憶」ボタンをクリックしておく。
次回から「呼出」ボタンをクリックすれば、現状の表示項目と表示順番を再現することができる。


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【重要な項目から読む4】

おすすめの表示順番

1.【発明の名称】
2.【技術分野】
3.【要約】
4.【特許請求の範囲】
5.【背景技術】
6.【発明の効果】

用途のトレンドが知りたい場合には、【産業上の利用可能性】【背景技術】を上位に表示するなど、目的に合わせて変更する。


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【文書一覧タブを活用する】

表示項目の選択や表示順番の設定が終わったら、【文書一覧】に切り替えてから査読に入る。
マウスのドラッグ操作で複数の文書を選択できるので、読み終わった公報を全部選択してチェックをつけるなどの操作ができる。

ユーザーメモ欄(ユーザーメモ1〜ユーザーメモ4)を使用しないときは、マウスのドラッグ操作で表示を小さくすることができる。


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【注目ワードに色を付ける1】

「メインワード」に注目するワードを入力すると赤い太字で表示される。
「マークするワード」に入力すると、カラフルにハイライトで表示される。

「記録」ボタンをクリックすると、入力したワードを呼び出すことができるようになる。
右ペイン下部には、メインワード、マークするワードの出願回数が表示される。


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【注目ワードに色を付ける2】

組成や成分、重量や濃度などに注目している場合は、物質名や単位をメインワード、マークするワードに入力する。


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【注目ワードに色を付ける3】

請求項を中心に読むときは、「おいて」「であって」「特徴とする」などのワードをメインワードに入力しておくと、 発明のポイントが見つけやすくなる。


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【ハイライトをジャンプして速読】

右ペインのキーワードをダブルクリックすると、本文中のキーワードを順々に表示する。


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【PDFを表示するとさらに効果的】

「PDF(URL)」をクリックすると、JP-NETの公報PDFデータが別ウィンドウで表示される。

あらかじめJP-NETからPDFデータをダウンロードしておいた場合は、 「PDF(ローカル)」をクリックすると、公報PDFデータが別ウィンドウで表示される。

自動表示にチェックを入れておくと、文書ブラウザを開くたびに、該当の公報のPDFが自動的に表示される。


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【公報にインデックスを付与!】

公報を読み飛ばすだけでなく、気になった公報に独自インデックスやメモを付けておくと、次回読み返したりするときにとても便利になる。

査読作業の進捗や、公報の重要度合いなどを付与するのであれば「重要度」を利用する。

公報のポイントや課題などをメモしたり、公報中の重要箇所をコピー&ペーストする場合は、「ユーザーメモ」を利用する。

査読の途中で抽出条件がブレることはよくあることなので、 見直しのためにも独自インデックスやメモは有効。


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